鳥取の魅力を写真と記事で紹介するのが当ブログのコンセプト。プライベート以外で県外に行っても基本的には記事にしていない
しかし、そんなに広くない鳥取県。いつも県内の記事だけでは似たり寄ったりの記事になりかねない
そこで、撮影旅行で県外に行った時は例外として投稿します。今回は世界遺産の姫路城を満喫した3日間
姫路城1日目
鳥取県と兵庫県はお隣同士。何故かこちらにくる前は鳥取県と兵庫県が隣接しているイメージはなかった。が、兵庫県は太平洋側と日本海側の2つの顔があり、特に日本海側は鳥取県と密接な関係。
以前に豊崎方面には行ったが、今回は世界遺産姫路城を選択。いつも移動は電車だが、鳥取市ー姫路市の高速バスがあると知って利用。トンネルばかりのイメージだったが、わずか2時間で到着。
バスの中から正に白鷺みたいな姫路城に見惚れて大手門前で下車。あいにくの曇り空だったので入城は後日にして、城の周囲を回って撮りまくった。
曇り空の姫路城は写真的には映えないのかもしれない。しかし、白ボケしたかのような曇天に浮かぶ姿もなかなか絵になる。外堀の紅葉と黄葉も彩りを添えて魅力たっぷり。
夜のイルミネーションを楽しみにして早めにホテルにチェックイン。しかし、まさかの雨。駅前と城に続く大手前通りのイルミネーションを撮り、軽く飲んでホテルに帰った。
姫路城2日目
2日目はゆっくりチェックアウト。朝から快晴で青空に映える姫路城を楽しみに向かったが、昼に近付くにつれて曇り空。またも、快晴での撮影はお預け。
近くの朱色の鳥居が目立つ播磨国の総社・射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)に参拝。播磨国の神様を一堂に集め、総社さんと親しまれている。中の赤い鳥居に銀杏が散るシーンが印象的。
午後から周辺の神社仏閣を撮影して、夕方姫路駅に向かう。駅から真っ直ぐ続く大手門通りの先に白く輝く姫路城。特に、駅2階からの展望はえもいわれぬ美しさで、時を忘れて見入ってしまった。
そしてメインは有料にはなるが、三の丸内のイルミネーション。ライトアップした天守閣は外からでも見えるが、鏡花水月と銘打ってアドバルーン状の天球を月に見立て、下は水鏡にする演出。
青い夜空に上がった満月と白い天守閣が水面に鏡のように映るという、誰もが思わず息を呑む演出効果。更に天守閣の色や、水面の効果にはバリエーションがあって何時間でも見飽きない演出。
姫路城3日目
前夜の天守閣のイルミネーションと酒に酔って、またまたゆっくりチェックアウト。最終日は待ちに待った姫路城入城。天気は午前中は曇りながら、午後は晴れの予報。
3日間連続の姫路城詣でだが、昼近くになっても晴れるどころかポツポツと雨。嘘、と思ったが天候には勝てない。休憩所でXやブログ編集の準備をして天候の回復を待つ。
快晴は諦めて周辺の紅葉の撮影をしているうちにやっと青空が見えてくる。待望の姫路城入城は最終日の13時30分。外からの姿とは一味違う様々な勇姿を次々とカメラに収めていく。
まず、入り口に当たる菱の門を潜り千姫ゆかりの西の丸、西子天守、乾子天守、東子天守、そして大天守。更にはいろはにほへと他の各門や櫓を通り、今何処にいるのか全く分からない壮大な規模。
じっくり見て撮って2時間半。大天守の急階段の昇降は高齢者は無理なレベル。カメラ好きには入城よりも外からの撮影がお薦め。また、新たなリピート候補になりそうな予感がした3日間だった。