あんなに身近に在って、ほぼ毎日のように目にして手に取っていたカメラが消えて1ケ月
1月31日修理用のメールを確認すると、やっと修理を終えて『修理業者発送済』の文字
でも、発送から手元に届くまでは1週間ぐらいかかるみたい
当初の予定通り2月8日前後になりそう。3日の智頭宿雪まつりに行きたかったのに……
ということで、今回のブログも2023年回顧。最後は10~12月編
2023年10月
10月は秋の花々から紅葉へと変わる季節と認識していたが、温暖化のせいでズレているような気がする。アルバムにはコスモスが全盛のように咲き誇り、紅葉黄葉は見当たらない。
そのコスモスは2ケ所での撮影。刈り入れのほぼ終わった田んぼ沿いの1キロ超の岩美町のコスモスロードは3年連続。それに加えて昨年初めて足を運んだ青谷のコスモス畑。
下旬はずっと探していたスマホの待ち受け画面の青い海岸を見付ける琴浦町の赤碕への撮影旅行。そして、印象的なピンクの蒸気機関車の若桜鉄道若桜駅。
新型コロナウイルス禍以前からイベント時にピンクに塗り替えていたらしいが、私にとっては初めて。電車から降りた途端、構内に一際目立つ鮮やかなピンクが今でも目に焼き付いている。
2023年11月
はっきりしない紅葉、黄葉のピークを見極める間に凝ったのは11月の夕景。夕陽、夕焼け、落日……その場面々々で呼び方が微妙に変わる程繊細な秋のオレンジ色の光彩。
一日の仕事から解放されて見る夕景は日常的で何処でも目にする光景。だが、水辺に映える秋の夕陽は格別。鳥取砂丘の幻想的な落日も趣きがあるが、湖山池のオレンジ色が目に焼き付いて離れない。
当然、地域によって違いはあるだろうが昨年紅葉や黄葉を本格的に撮影し始めたのは11月も後半になってから。紅葉も黄葉もピークが分からず手探りでの撮影。
そんな中、頼りになったのはやはり困った時の若桜鉄道。八頭町の仁王堂の大銀杏は空を覆い尽くす程の黄色の世界。そして、若桜町の紅葉は眼が染まってしまうような朱に身を浸した時間だった。
2023年12月
12月の上旬は何と言っても世界遺産にして国宝の初めての姫路城。生まれた時から城下町暮らしだったので城には興味があり、結構城巡りもしてきたつもりだったが、姫路城は別格の規格外だった。
本来は姫路市周辺を巡るつもりだったが、あまりのど迫力に日中も夜間も晴天も曇り日も3日間張り付き状態。今回は初冬の時期だったが、桜や新緑の季節も視野にリピーターになりそうな予感。
中旬から年末に掛けてはイルミネーション一色と言っても過言ではない日々。市街地のめぼしい所を巡り、鳥取砂丘イリュージョンまで。宇宙をテーマにした青の世界に夢中でシャッターを切った。
そして、昨年の撮り納めは水木しげるロードととっとり花回廊。両所ともリピートになるが、ゲゲゲの鬼太郎の影絵は楽しかった。広い敷地と樹木や植物を活かした花回廊のイルミネーションは秀逸。