
今年も残すところ数日
色々な場所にお邪魔して沢山の写真を撮らせて頂いた
今年最後の撮影行は鳥取砂丘と燕趙園の夕景&イルミネーション
今年最後のリポートをお届けします
鳥取砂丘の初冬の夕景色
今年最後の撮影行は天気予報と睨めっこ。雨の日が多く撮影出来そうなのは金曜日と土曜日と知って、金曜日をオフにしてのイルミネーション撮影。金曜日の鳥取砂丘は快晴の予報だったが、到着した昼過ぎ辺りから雲が多くなってきた。

砂丘そのものは形がほぼ変わらないので、何回も行くと似たような写真になってしまう。しかし、この日は風も強くなって砂嵐のような強風に飛ばされた砂も撮れて貴重な一枚になった。

一旦、砂丘から出てカフェで一休み。この日の日没は17時前後。頃合を測って出たが、やはり秋とは違って鮮やかな夕景にはならない。雲を意識して取り入れ、砂に焦点を置いて燃えるような砂丘にしてみた。
やはり砂丘の夕陽は人気で、日中は少なかった人出が日没に近付くと続々集まってくる。寒風の中、カメラやスマホで撮影する人や、椅子に座って空と雲と砂丘の変わり行く色合いをジッと見つめている人……。

賑わいの声が響く日中とは違って、静謐な雰囲気が漂う中、私もあんまり動かないで黙々とシャッターを切っていく。砂丘も海も真っ暗な中で、紺色の空とのあわいの地平線だけが橙色に染まる頃、背後のイルミネーションがようやく点灯した。
鳥取砂丘イリュージョン

鳥取砂丘イリュージョンと銘打たれた砂丘のイルミネーション。過去は全て雨に悩まされたが、この夜は風も収まって絶好の撮影チャンス。このイベントは14日から15日間行われているが、金曜日とあって凄い人出になってきた。

あんまり人が多いとシャッターチャンスをなかなか掴めないのが難。それでも、いつも独りで山中を歩くのと違って賑やかな声のある撮影もなかなか楽しい。今年のテーマは鳥取の名物。カニやらっきょうをイメージしたものもある。
例年なら出店が並んで撮影の場所に困るが今年は無し。鳥取砂丘イリュージョンは砂丘入口の階段の横がメイン。更に、階段を上がった先に光のトンネルがあって、因幡の白兎をイメージした大国主命と白ウサギの看板の中をくぐって進む。

子供達や女子高生達の歓声や黄色い声が途切れない。シャッターチャンスを待つ間に夜の砂丘へ下りてみる。真っ暗で殆ど見えないが砂丘の向こうの沖の方にあるのは漁火か。初めての夜の砂丘は月世界みたいで不思議な感じ。

一巡りしてカニのイルミネーションを横切りながら下りてくる。その間にも次々と車が入ってきて駐車場は満杯。曇り空で星が見えないのは残念だが、もう一度正面や階段のイルミネーションを撮って帰路に着いた。
燕趙園イルミネーション

土曜日は午前中20キロランニング。少し疲れたのでベッドに横になったら昼寝になってしまい出遅れ。2週間前に訪れた松崎駅に着いたのは17時過ぎ。お目当ての燕趙園のイルミネーションは17時から。駅から早足で着いた頃には既に点灯。
中国庭園・燕趙園は建物自体は変わらないが、それに装飾を施したライトアップ風のイルミネーション。何故か、この日は無料ディーという事で地元の人達が次々訪れる。ここでも、シャッターチャンスを掴むのに一苦労。

中国風の建物をライトアップで浮かび上がらせて、そこへ繋がる橋や池の中の通路は白色。それらが池面に水鏡や水光となって映ってなかなかいい雰囲気。下から撮るのと上から見下ろすのでは趣が違って興味深い。

一周して向かったのは中国雑技ショーが行われるイベントホール。その途中に飾ってある中国傘灯りがお目当て。3ケ月前に訪れた時は雨予報もあって館内だったが、外での傘灯りを見てみたかった。川の上の通路の両側にずらっと並ぶ様は幻想的。

その後方上にライトアップされた鮮やかな中国風建物が浮かび上がるシーンは絶好の撮影スポット。楽しませて頂いたが、帰りに温泉街の花火大会が園内から観られると書いていたのに、来週と勘違いして帰ってきたのはランニング疲れのせいか……。
今月の写真
今回の『今月の写真コーナー』は、12月に写真ACに登録された写真から掲載します。
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花回廊の可愛いイルミ

可愛い杉玉風の人形飾り

鮮やかで愛らしいイルミ

淡く雪を染める砂丘の夕陽

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