夏の猛暑のせいで花々の見頃の見極めが難しい今年の秋
昨年より10日程遅れて訪問した岩美町コスモスロード
夏の花火大会で悪戦苦闘した時、再訪を約した浦富海岸
晩秋の岩美町のウオーク&バスでの撮影リポート
コスモスロード
秋桜は見頃の期間が長い花だと思っている。しかし、昨年訪れた時より10日も遅くなって、期待半分での再訪。はっきり言ってピークは過ぎていたが、それでも楽しめた岩美町コスモスロード。
いつものように、岩美駅に下車して住宅沿いの道を歩いて5分弱。お馴染みのコスモスロードの看板がお出迎え。今年は入口に地元の学生が制作した顔出しパネルが据え付けられていた。
しかし、肝心の秋桜はピーク時の半分ぐらいの寂しさ。全景を撮るのは諦め、殆んど一輪の花を活かしたボカシ撮りに専念。黄色いセイタカアワダチソウがあちこちに咲いていたのがラッキー。
1キロは優にあるロードを、刈り入れを終えた田んぼの黄色や緑色をバックにボカシ撮り。時季のせいか蝶々の姿は見られなかったが、赤トンボやチョウダイサギが現れて彩りを添えてくれる。
再訪、浦富海岸
ロードの最終地点まで来ると、次の目的地の浦富海岸までは歩いても残り僅か。バス通りに出て坂道を越えると海が見えてきた。夏にバスで来ていたので見覚えのある海岸まで迷う事はなかった。
しかし、晴天の予報なのに雲に覆われて青空は殆んど見えない。夏の花火大会の会場から、砂浜を西へ向かう。海上に浮かぶ赤い鳥居の向島恵比寿神社をパチリ。
更に、砂浜の突き当たりにある荒砂神社に参拝。高さはさほどでもないが、とにかく階段が狭くて急。その裏にある展望台を楽しみにしていたが、崖の崩落で通行止め。
一旦降りて、海沿いの崖に作られた階段にチャレンジ。しかし、波が荒く途中で大波を喰らって足元がびしょ濡れ。諦めて夕暮れに染まり始めた海岸からの撮影に転じる。
圧巻の夕焼け❗
夏の花火大会の時の夕景も綺麗だったので、秋の夕暮れの撮影を楽しみにしていた。しかし、雲が多すぎてなかなか染まらない。
仄かに赤く染まり始めた時には午後5時に迫っていた。一旦、離れて気になるバスの停留所と発着時刻を確認。地元の女性に教えて頂いてリターン。
薄い茜色から刻々と赤みを増していく。それが寄せ返す白波も染めて綺麗な色合いに変わってくる。まだまだ、撮影を続けたいがバスの時間が迫ってくる。
諦めてきびすを返しバス停に向かうと、山側の雲が名状しがたい色合いに染まっている。バスを忘れて何回もシャッターを切っていく。駅に着いて振り返ると、山は火事のように真っ赤に燃えていた。