6月も今日で終わり。今年は今のところ空梅雨気味だが、まだまだ7月の半ばまでは鬱陶しい梅雨空と付き合わなければならない。
しかし、その鬱陶しい梅雨時は意外に美しく鮮やかな花が多い。6月の撮影と花々との出合い、そして今月の推奨写真をピックアップしてみたい。
あじさい公園の3回の撮影
あじさい公園、あじさい寺、あじさい神社……全国各地にある紫陽花ゆかりの場所。有名無名を問わず各々のお気に入りスポットがあると思う。これまで桜にハマってしまった事はあるが、今年はあじさい公園で3回もの撮影……。
新聞やテレビで見聞きした事のある鳥取市のあじさい公園。美萩野という魅惑的な名前で以前から興味を持っていたが、地元でない私には見当がつかない。
検索して何度か行った白兎海岸の手前と聞いて驚いた。幸いにも末恒駅近くと分かって、車の無い私にも好都合と出掛けたのが6月最初の週末。梅雨時とは思えない土曜日の午後。
天気は良かったが肝心の紫陽花は殆んど色付いていない。早咲きの紫の紫陽花とローカル線のコラボが唯一の収穫。曇り気味の一週間後の週末も開いている花の数は増えていたが、素人目にも紫陽花の鮮やかな色付きには遠い。
満を持して臨んだ3回目。天気にも恵まれた土曜日の午後。鮮やかな紫、青、赤の紫陽花の中を多くの人が思い思いに散策している。青空をバックに山、電車、蝶などとのコラボで初めて思い通りの撮影に成功。
あやめ池公園と今滝の撮影
鳥取市内で徹底的に撮影の経験を積むのを最優先にしていたが、久し振りに6月第3金曜日をオフにして行った湯梨浜町。お目当てはあやめ池公園の花菖蒲と、今滝。
山陰本線松崎駅下車。徒歩約1キロのあやめ池公園。温暖化のせいか花の見頃も狂ってきて6月見頃の花菖蒲はやや色褪せていた。その代わり、園内の水辺を埋めるように咲いていたのが睡蓮。
花菖蒲の紫と、対照的な睡蓮の白や薄紅色の花の真ん中の可憐な黄色の花弁や、広大な園内の風景をカメラに収める。そこから、もう一つの目的地の今滝に向かって徒歩で移動する。
4キロ強の今滝までの道中は田園風景の真っ只中。途中に咲いている紫陽花やルドベキアなどの鮮やかな花も良かったが、田植えを終えた水田や、青空と山まで続きそうな畑地の日本の原風景とも言うべき景色が忘れられない。
延々5キロの今滝は鮮やかな花々とは無縁の緑一色の世界。深山へ続くような道を心細く辿って着いた滝壺には、炎天下の強行を労ってくれるような涼やかな飛沫の花が待っていた。
今月の写真
2回目となった『今月の写真』コーナー。6月の写真ACに登録された写真や季節に合ったものを載せていきます。
写真ACに登録済みの方は説明文付きのバナーリンクをタップして頂ければ、全ての写真を無料でご使用頂けます。
写真ACに登録されていない方は下記バナーリンクをタップして、無料で登録して頂ければ全ての写真を無料でダウンロード出来ます。
チラシ、カタログ、パンフレット、の他ホームページ用や個人用の趣味、鑑賞用としてもご自由にお使いしてください。⤵️⤵️
写真素材|無料素材のフリーダウンロードサイト【写真AC】を写真ACでチェック!
今月の写真AC登録推奨4点
なんといっても6月の花は紫陽花
同じ紫陽花でも色が違うと趣も変わります
海と空の間を切り裂くように夏の飛行機
幻想的な夏の夕暮れのダブルレインボー