一眼レフに変えてほぼ4ケ月。あちこち撮影に出ても交通機関の関係で早めの帰宅になるので夕方以降の撮影が少ない
未だに経験不足からくる自信の無さで、夜間の撮影には消極的。これからの冬のイルミネーションの時季を迎えて経験を積みたい
今週は夕方と夜の撮影に積極的に出掛けてみた。出合いの森から望む湖山池と、池田家墓所のライトアップ撮影のリポート
高所からの夕景
今秋は夜間撮影はともかくとして、夕景、夕焼けの撮影にはよく出掛けた。特に、晩秋の濃いオレンジ色の夕陽が沈む前の水面の水鏡の美しさに惹かれた。
最もシャッターを切ったのは湖山池の夕陽。湖山池ナチュラルガーデンから青島方面に沈む夕陽が広い水面に写る水鏡の移りゆく様に、シャッターを切るのを忘れて見惚れた。
更に、夕陽が沈んだ後の残照がさざ波の湖山池の水面をピンクから薄紫に変えていく過程は息を呑む美しさ。その上、池に浮かぶ水鳥や水面から跳ねる魚達が絶妙のアクセントを加えてくれる。
ふと、この湖山池の夕陽の高所からの撮影に興味を持った。思い当たったのは初夏にナンジャモンジャの撮影に行ったとっとり出合いの森。あの時、湖山池と日本海が見えたはず……。
私は自転車で出合いの森に向かった。広大な出合いの森から選んだルートは、最も湖山池や日本海に近いと思われる風の広場展望デッキ。薄暗くなりかけた初めての道を心細い思いで登っていく。
誰一人出会わない曲がりくねった道を登った先のデッキの上にたどり着く。薄桃色に暮れかけた湖山池とその先の日本海。橙色の水鏡の世界とは違う穏やかな暮色に声を失って見惚れてしまった。
夜の墓地の撮影
薄暗い夕景までは何とか慣れたが問題は夜景。これから本番を迎えるイルミネーションやライトアップ撮影の為にも苦手意識を克服しておきたいところ。
マークしていたのは以前一度お邪魔した元鳥取藩主池田家墓所ライトアップ。11月中旬頃から約3週間行われる恒例のイベント。夜の墓所なんて普通は敬遠したいものだが、この期間ばかりは別。
期間中の一日は灯籠会として特別のイベントで盛り上がるが、それ以外の日はあまり人出はないようだ。私が訪れたのは休日の前夜。にもかかわらず、広大な墓地に私一人だけ。
ライトアップされているとはいえ、流石に心細い思い。その反面、誰にも気を遣わずに色々な設定を試して撮影していく。途中から数十人訪れて少し賑わい、ホッとして撮影に没入。
ファインダーを覗きながらシャッターを切り、モニターで確認するとなかなか良い仕上がり。同じバージョンを繰り返す色彩ではあるが、綺麗だったので動画も撮影。
しかし、後日カメラから取り込んだ画像を見てがっかり。小さなカメラのモニターでは美しい仕上がりも、タブレットで見るとノイズが堪えられないレベル。再チャレンジを考えている……。
今月の写真
今回の『今月の写真』コーナーは、11月に写真ACに登録された秋冬の写真を載せます。
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今月の写真AC登録済み推奨4点
湖山池に映える晩秋の落日
青空と銀杏に映える河原城
ライトアップの池田家墓所
鳥取砂丘イルミネーション