9月は長雨の時季でもあるが、反面澄みきった青空が続く季節でもあると認識している
しかし、今年は異常な感じがする。雨は殆んど降らないのはヨシとするが、快晴の日が全くなかった
せっかく綺麗な花を見つけてもどんよりとした空と、気持ち良く晴れた青空をバツクにしたのでは撮影に雲泥の差が出てくる
9月24日鳥取城跡の久松公園を主会場に行われた鳥取32万石お城まつりも、まずまずの天気だったが快晴とはならなかった……
火縄銃演武
鳥取32万石お城まつりは毎年9月頃に行われる行事。最初は人口最少県の鳥取が「え、32万石?」と意外に感じた。大藩の中には100万石以上のところもあるが、32万石もなかなかの石高。
それを表すように城跡の石垣も壮大な威容を偲ばせるに十分な形で今も残っている。その城跡のある久松公園を主会場に行われる祭りの呼び物は、岡山から訪れる武者姿の備州岡山城鉄砲隊の演武。
今、鳥取市では城跡周辺の整備として、堀に架かる擬宝珠橋、大手門にあたる中ノ御門表門の復元を終え、更に周辺施設の復元に努めている。その擬宝珠橋にズラリと並んだ十数人の武者隊。
10匁から100匁の大筒まで次々に発砲していく。小銃でも辺りに響く音は大きく、初めて聞いた子供達は悲鳴を上げたり耳を塞いで怯えた様子をみせている。
中でも左右に並んだ十数人の鉄砲隊が順々に発砲していく連射や、100匁の大筒は迫力満点。大人達からも喚声と拍手で大盛り上がり。
演武を終えた鉄砲隊は威儀を正して一礼し、法螺貝を合図に列を整えて擬宝珠橋から退いていく。昨年に続いての見物だったが、しばし戦国の世にタイムスリップしたような感覚を味わわせて頂いた。
城跡の散策
お城まつりのもう一つの目玉は時代行列。奴隊を先導に鎧、兜姿の武者隊や山車に乗った姫様。更に、殿様などが久松公園の出陣式で気勢を上げて、中心市街地を練り歩く。
撮影としては、こちらの方が絵になるので楽しみにしていたが、行き違いになってシャッターチャンスを逃してしまった。
公園内では舞台が設えられて様々なパフォーマンスが行われていた。その他に飲食のブース等もあったが、隣接する県立博物館で催されている県展で絵画、彫刻、書道、そして写真などを鑑賞。
その後、城跡の撮影を開始したが面白い企画に目が止まった。スマホでQRコードを読み込んで参加し、写真と地図をヒントに6ケ所のスポットでその写真と同じ景色を探してタップ。
全て一致するとARの二の丸三階櫓が現れるという優れもの。残念ながら時間がなく3ケ所で中断したが、祭りの後でもチャレンジ可能なので是非完成させたい。
その他、色々なブースを覗いて楽しみ帰路に着いた途端、殿様と姫様に遭遇してパチリ。午後から参加した短い一時だったが、有意義な休日を過ごさせて頂いた。
今月の写真
今回の『今月の写真』コーナーは、9月に写真ACに登録された晩夏から初秋の写真を載せていきます。
写真ACに登録済みの方は説明文付きのバナーリンクをタップして頂ければ、全ての写真を無料でご使用頂けます。
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チラシ、カタログ、パンフレットの他、ホームページ用や個人の趣味、鑑賞用としてもご自由にお使いしてください。
今月の写真AC登録済み推奨4点
収穫間近の黄色の稲穂と森の緑
女郎花の向こうは日本一広い湖山池
カルガモとカワウの仲良しショット
川の辺りに咲いた一輪のキバナコスモス