6月の花といえば紫陽花を思い浮かべる人が多いはず
先週末は海の見える紫陽花で有名な琴浦町逢束のあじさい公園を予定していた
が、今年は梅雨入りが遅れて少雨のためか紫陽花の開花も見頃も遅れているようだ
今回は予定変更してあやめ池公園の花菖蒲と、中国庭園・燕趙園の撮影リポート
あやめ池公園の花菖蒲
リピート癖のある私だが、昨年は毎月のように訪れた若桜鉄道沿線に一度も足を運んでいない。その代わり、今年は山陰本線下り方面の利用が多い。中でも最多は今回で3回目となる松崎駅。
本来は海をバックに紫陽花が撮れる場所を予定していたが、前夜の地元のニュースで花の遅れをリポートした映像が流れた。その後、あやめ池公園の花菖蒲の映像が流れ、こちらは見頃。
天気予報も確認して急遽変更。前回藤の花で肩透かしを喰らったあやめ池公園を再訪。実は、一年前のこのブログに書いてあるが、昨年は花菖蒲が見頃を過ぎていて、代わりに池を埋めていたのは蓮。
今年は広いあやめ池の至る所に紫紺、ピンク、黄色、白の花菖蒲が鮮やかな彩りを見せていた。しかも、池の辺り、縦横に走る池の上の通路、周囲の陸地と心憎い演出で撮影には絶好のロケーション。
池の水面や、草地をバックのボカシ撮りに数え切れない位のシャッター。更に、花開いて間もない蓮や、あやめ池の全景と休む間もなく撮っていく。
やっと一息ついて遅めの昼食。晴れた空の下、花の溢れる池の辺りでの食事は疲れた体を一瞬で甦らせてくれる。老夫婦や若いカップル、よちよち歩きの子連れの家族が穏やな一時を楽しんでいた。
必見中国庭園・燕趙園
昼食後もレンズを換えて花菖蒲の撮影。午後3時で切り上げ。中途半端な時間で迷ったが、前回の独りウオークと反対側から東郷池を歩いてみた。
いつも商店街の中を通るので、あやめ池公園から東郷池周囲の右回りコースは初めて。午後の陽射しを受けて海のようにキラキラ輝く池の水面を、敢えて撮影しないでのんびり歩いてみる。
いつしか、見慣れた東郷温泉を通り過ぎ、程なく中国庭園・燕趙園(えんちょうえん)の前に。ここは以前2回入園したが、カメラを始める前で撮影はしていない。
時刻は既に4時を過ぎていたが料金所へ向かう。閉園時間を見ていたら受付の女性が5時までと説明してくれる。更に、現在は無料期間ですよ、というラッキーな展開。
横浜中華街でお馴染みの極彩色の門から入園して、同じような色合いの門や建物を回っていく。端境期で花は咲いていないが、樹木や池、岩が塩梅よく配置されていて、次々シャッターを切っていく。
園の外は東郷池。中は鮮やかな水鏡が映える自前の池や、滝まで配している絶妙な演出。最後の館の前には川辺の紫陽花が咲いていて撮影。短い時間だが心地好い一時を過ごさせて頂いた。