先週のブログに書いたが、昨年辺りから気になっていたのが琴浦町逢束あじさい公園
見頃にはまだ早いというニュースで、一週間先延ばしにして満を持して出掛けた週末
しかし、またまたフェイクとでも言いたくなるような誤情報に振り回されてしまった
山陰本線下りの初めて下車した、浦安駅からあじさい公園へのドタバタ撮影リポート
白雲の浮かんだ青空と日本海
これまで何度も乗っている下りの山陰本線。しかし、倉吉から先の方は下車した駅は少ない。逢束(おおつか)あじさい公園のある琴浦町・浦安駅もその一つ。
お馴染みの無人駅には違いないが、近辺の駅よりは賑わっているようで、駅前にタクシーが待っていたのには驚かされた。駅から真っ直ぐ延びる道路の先には青い日本海が見えている。
地図アプリで方向は分かっていたので、誰にも聞かずに歩いてみる。駅から直進した先の国道9号線を右折。大型スーパーの前を通り過ぎた辺りで年配者に聞いてみると、ずっと先を左折との事。
数分後左に折れても海は見えているのに案内板もない。海岸に出てみるととっくに通り過ぎているのが判明。目の前の青い海を見ながら砂浜に腰を下ろして休憩。青の世界に癒される。
振り返るとその近辺にも色とりどりの紫陽花が咲いている。若干ピークは過ぎているようだが、海をバックに撮影開始。松林やビーチバレーのコートもあって、絶好のロケーション。
見頃が過ぎて潮枯れの紫陽花
一通り撮影をして、海岸に腰を下ろして昼食。海岸線を戻って着いた逢束あじさい公園を見た途端、絶句。低い坂に沿って咲いている紫陽花は色も薄く、茶色が混じった潮枯れ状態。
次々と訪れる人達も一様に呆然として、スマホで撮ってそそくさと帰っていく。私と同じようにカメラを構えている人に声を掛けると、潮枯れなんでしょうねと首を振りながら去っていく。
本来ならブランコやベンチを入れてボカシで綺麗に仕上がりそうなロケーションなのに、枯れ過ぎてサマにならない。坂を上り下りし、数少ない色が残っている花を選んで何とか数枚撮るのがやっと。
あとは海を入れた遠景や、ブランコに座っている見物客をボカシたり、特定出来ないように小さく入れるだけ。満足出来るレベルではないが、こんなアクシデントも撮影には付き物なのだろう。
潮枯れ、少雨で管理してくれている地元の人達の苦労も偲ばれる。また、テレビの撮影は放映より数日早かったのかもしれない。青い空と海を堪能しただけでも十分として帰路に着いた。