歴史的な猛暑の8月。暑過ぎて海水浴客も減少する中、夜は祭りや花火が大盛況
初めての花火撮影で失敗もあったが、習うより慣れろで何とか克服
これからと思ったが、近辺の花火大会はほぼ終了
この夏の最後の花火撮影と張り切って向かった燕趙園花火大会のリポート
またまた向かった松崎駅
本当に不思議なもので同じ町や駅に何度も足が向いてしまう。春の梅、初夏の藤の花、花菖蒲、夏の花火大会に続いて、今回は中国庭園・燕趙園と今年5回目の松崎駅下車。
お盆の市民納涼花火大会で、満足とは言わないが最低限の撮影は出来たと思ったが、何か物足りなさを感じていた。そんな時、6月に行った燕趙園での花火大会開催を新聞で目にした。
同じ週には米子がいな祭のフィナーレを飾る花火大会もあったが、馴染みのホテルはもちろん、あちこち探したが全て満杯。規模は小さいが中国庭園を借景の花火撮影に興味を惹かれて決定。
松崎駅着は17時過ぎ。最近出来たと聞いたグランピングの撮影もあてにしていたが、まさかの工事中。数回シャッターを切って、すぐに燕趙園に向かう。打ち上げは20時だが、券売所の前は行列。
入場券を買って、一旦外出。燕趙園の周囲を撮影して回る。まだ明るいが、陽が沈みかけている東郷池や外から見た燕趙園、更には青い稲田などにシャッターを切っていく。
中国庭園・燕趙園の花火
キッチンカーで腹ごしらえして再入場。まだ7時前だが園内は見物客でぎっしり。スタッフに花火の打ち上げ場所を教えてもらうが、園内からの打ち上げと聞いてびっくり。
近過ぎては花火が収まり切れない不安があるが、既にカメラを据えている人達の近くに三脚を設置して待機。その後も続々と見物客が押し寄せ、子供達が走り回るのでカメラを守るのに精一杯。
ライトアップされた園内も魅力的なので、三脚からカメラを外して散策。最も期待していた橋の上からの撮影は、花火の打ち上げ場所に近いのでスタッフが付いていて禁止されていた。
8時に園内の照明が消えて一瞬真っ暗。その闇をついて花火が上がり園内は大歓声。近過ぎてピント合わせが大変だが、海や河原での打ち上げと違って花火の高さがないので何とかカメラに収まる。
花火に照らされて浮かび上がる中国風の建物がえも言われぬアクセントになって魅了。2200発の打ち上げはあっという間で、最後の仕掛け花火に大歓声で終了。貴重な体験をさせて頂いた。