連日続く猛暑の中、新型コロナウイルスが再び蔓延の傾向をみせているにもかかわらず、全国各地で夏祭りが盛況を呈している。
鳥取県内も鳥取しゃんしゃん祭り、米子がいな祭り、倉吉打吹祭り……をはじめ各地でフルバージョンで開催されている。
そんな中、全国からスズキのハヤブサに乗るライダー達が集まる【隼駅まつり】も、以前と変わらぬ形で開催された。
隼駅まつりとは
今年13回目を迎えた2023年隼駅まつり。そもそもの発端はある二輪専門誌が8月8日を隼の日とし、2008年8月8日に隼駅に集まろうと呼び掛けたのが始まりとされている。
その時は専門誌の発売日が8月6日で、しかも8日は金曜日だった事もあり、参加したのは7台のみ。翌年から【隼駅を守る会】が発足し、【隼駅まつり】を開催して今年13回目。
現在は【隼駅まつり実行委員会】が主催している年に一度の大イベントに成長。スズキ製のハヤブサをはじめとして、色々なメーカーや車種のライダーが全国から集結している。
会場になっている船岡竹林公園は珍しい竹と笹が生い茂り、バンガローやテントサイトが備えらている。竹林浴やミニSL等、家族での自然体験が満喫出来る。
ただ、せっかく全国から来て頂いたライダーへのおもてなし不足を感じた。実行委員会やボランティアだけでは手不足。知事さんよ、駄洒落言う暇があるなら予算を回してやってと言いたくなった。
聖地・隼駅へ❗
竹林公園の会場ではスズキの首脳陣などのトークショーや記念撮影他のイベントが行われる。しかし、ライダー達の真の目的地は聖地である若桜鉄道隼駅。
ハヤブサライダー同士の親交を深めた後は、会場から3、4キロ離れた隼駅を目指してツーリング。一車線の県道を単独や、隊列を組んで交通ルールを守りながら静かに聖地を目指す。
シャトルバスで別の駅から来場した私は例によって徒歩で隼駅へ。ピースやグーサインで応じる気さくなライダー達と、真っ青な空と、色の付き始めた田んぼにシャッターを切りながら歩く。
炎天下をフラフラになって着いた隼駅では、登録有形文化財の木造の聖地の前で一台ずつ記念撮影が行われている。更に、その横では本物の隼が愛想良く羽を広げたりしてお出迎え。
そして、ここでもスタッフ達が交通整理やライダー達の案内に汗を流している。それに従って静かに順番を待つライダー。このまつりは末永く続くだろうと確信しながら、帰りの電車に乗り込んだ。
今月の写真
今回の『今月の写真コーナー』は、8月に写真ACに登録された真夏の写真を載せていきます。
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今月の写真AC登録済み推奨4点
空いっぱいを占めて大入道
夏空の高台から見下ろす日本海
砂浜の向こうは真っ青な空と海
オニユリの向こうは真っ青な夏の空