初夏の鳥取を目一杯満喫した2023ゴールデンウィーク9連休❗

最長9連休のゴールデンウィークも終わりましたね。新型コロナウイルス感染拡大前は都外、県外によく出掛けていたけれど、コロナ禍の中で積極的に旅行なんて出来ませんでしたよね。せいぜい行っても隣県か県内の宿泊ぐらいが一般的だったと思います。それも、私の場合はカメラを始める前だから鳥取の写真も殆んどありません。

コロナ明けで、さぁ旅行と思っても、まずは住みの鳥取の写真を撮る事が最優先。という事で、ゴールデンウィーク中はひたすら鳥取の写真撮影。そして、それは今後も当分続けて、その後他県に目を向けるつもりです。今回はゴールデンウィーク中の写真から鳥取砂丘、鳥取城跡、用瀬の3ケ所に絞って写真と共に振り返ってみたい

再び用瀬

ゴールデンウィーク中に徹底的に鳥取の写真を撮り貯めしようと決め、真っ先に向かったのは4月22日流し雛で訪れたばかりの用瀬。以前参加したマラソン大会の時に見た清流に泳ぐ鯉のぼりが忘れられなかったから。コロナがほぼ収束とはいえ、再開しているかどうかも分からない。用瀬総合支所に問い合わせ、5月1日~5月5日実施と確認したのがゴールデンウィーク突入の前日

1日午後12時過ぎ鳥取発の智頭急行から降り立った用瀬駅は流し雛の時とは別の町のように静まり返っていた。そして、川を見渡しても一匹の鯉のぼりも泳いでいない。え、と思いながら地元の人に訪ね、2ケ所10匹の鯉のぼりを確認。「若い人が少ないので……」と恐縮しながら話してくれた主催者の方も高齢者。数こそ少ないが赤、青、黒に金と鮮やかな鯉のぼりと水車、五月人形に小舟まで配した心憎い演出

そこで出会ったのは熟練の撮り鉄カメラマン。初心者の私に電車の通る時刻を教え、動く物を追う撮り方など親切にレクチャーしてくれた。おかげで鯉のぼりと水車と電車という最高の取合せの一枚もゲット。撮り鉄というとマナーの悪さも耳にするが、地元の人や他のカメラマンにも気配りを忘れない紳士的なカメラマンに出会えた。GW最初の撮影は素敵な人達に巡り会えたハッピーな一日になった

鳥取城跡

ゴールデンウィーク中、最も好天に恵まれたのは用瀬での鯉のぼり撮影の翌日行った鳥取城跡。今年は例年以上に春先から高温で晴れる日が多いが、5月2日も朝から初夏の青空が広がる絶好の撮影日和。のんびり過ごして前日の用瀬撮影の疲れを癒して午後から自転車で出掛けた。この日の目的は青空に映える鳥取城跡の中でも、特に4月半ばから何度か撮影した

真っ青な空をバックに新緑の久松山と豪壮な城跡の石垣と、白亜のを横目に軽快にペダルを踏んで到着。3週間にわたって目を楽しませてくれた菊桜もほぼ散って2本の木に残骸のように数輪残るのみ。それでも、幾分赤みは衰えたが威厳を保つように、この花本来の折り重なった絢爛ぶりを残していた。深紅から桃色、そして白へと三度楽しめると聞いていたが、三変化はなかったので来年の楽しみとしたい。

鳥取砂丘

鳥取といえば砂丘と言われる程の代名詞ともいえる鳥取砂丘。広大な砂丘だけに新型コロナウイルス感染拡大時でも感染の可能性は低いはずだが、この3年間は肝心の外国や県外からの観光客は激減。それでも、昨年はぼつぼつ回復基調の傾向が見られたが、今年は更に顕著になり感染前と変わらない程の賑わい。渋滞が予想されたこの連休、痛めていた膝の回復具合を確かめる為もあってランニングで砂丘見物

数キロにわたって続く車列を尻目に追い抜くように走るのは爽快感がある。地元の車は渋滞が分かっているだけに殆んど見られず、大阪、兵庫、広島、岡山等のナンバープレートが目立った。時々東京をはじめとする関東の車も見られたが、札幌ナンバーが走っていたのには驚いた。札幌からどのルートで車を走らせて来たのだろう、と考えながら喘ぎ喘ぎ坂を上っているとようやく左手に砂丘が見えてきた

入り口の階段を昇ると薄曇りの空を背景に、馬の背と呼ばれる丘に連なる蟻のような人の群れ。子供の頃の懐かしい砂場の感触を楽しむように裸足で歩く人が多い。左手にオアシスで水遊びする子供達を見ながら急坂を越えると、微妙に色を変えて地平線まで続くパノラマビュー。ランニング中でカメラは無いので、観光客に混じって2時間馬の背に座り込み、目に焼き付けるようにして帰路に就いた。

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