とっとり365日Photo第2弾❗今年の桜を写真で振り返って……

あっという間に咲いて、惜しむ間もなく散って行ったような今年の桜。温暖化のせいで年々開花が早まり4月中旬なのに北海道でも開花というニュース。日本一の桜の名所と名高い弘前公園の桜も史上最速で4月7日に開花。ゴールデンウィークを待たずに葉桜になりそう。

桜は開花からほぼ一週間で見頃、満開を迎え、約2週間楽しませてくれる。待ちわびた開花の初々しい数輪から、徐々に膨らんで満開のピークへと向かっていく時の期待感。そして儚く花筏やピンクの絨毯となって散りばめるまで、私達の目を楽しませてくれます。感謝を込めて今年の桜を写真で振り返ってみたい。

鳥取市街地の桜

日本の国花というだけあって、桜は名所旧跡に限らず日本中至るところに人それぞれの思い入れのある『マイ桜』があります。今年はカメラで数え切れない程の写真を撮りました。はっきり言って桜は誰がどんな所で撮っても、スマホでも一眼レフカメラでも絵になる素材です

その中で鳥取市街地の一枚というと、鳥取城跡の久松公園か、市街地のど真ん中を流れる袋川沿いの桜土手の名前を挙げる人も多いでしょう。この一枚は鳥取城跡二の丸から、快晴の陽が沈みながらも青さの残る空と暮れ行く街のあわいに影となって垂れた桜の枝。桜の木とも満開とも分からないでしょうが印象的な一枚

鳥取市郊外の桜

この日は事情があって予定していた撮影スポットに行けませんでした。急遽、空いた時間を利用して鳥取市の郊外に出掛けた。行きのバスの車窓から思いもよらず綺麗な桜並木を見付け、帰りに寄ってみようと決めたところ、その桜並木以上の気に入る撮影スポットを見付けた

桜は日本に限らずアメリカ、カナダ、中国……などの北半球の広範囲に自生している樹木。しかし、日本に馴染み深いせいもあって昔から日本固有の花のように扱われ、貴賤を問わず花見という独自の文化で愛でられてきた

そのせいか桜は城、城跡、神社仏閣など日本の風景に溶け込んだ姿が似合う。水車もその一つと言えるだろう。もちろん、水車そのものは外国から伝わった物だが水車小屋のある風景は何故か日本に馴染んで見える。そもそも、回っている水車を初めて見て、その音も含めたピンクの桜とのコラボが忘れられない一枚となった

鳥取県東部の桜

バスを利用しての桜撮影旅行のラストは八頭(やず)郡。鳥取駅に乗り入れている若桜鉄道は八頭郡八頭町の郡家(こおげ)駅ー若桜駅を結ぶ第三セクターの全長約19キロの小さな鉄道。前回の記事で紹介した路線バス3日間乗り放題の鳥取藩乗り放題手形若桜鉄道で使える優れもの

鳥取駅からバスで約30分の安部駅入口で下車。7、8分のんびり歩くと八東川沿いに満開の桜並木が現れる。しかも、桜と桜の間には菜の花が咲き誇っている。思わず息を呑むピンクとイエローのコラボレーション。更に右手には青く流れる八東川と八頭郡の山々。写真のようにライダーも見惚れる絶景でした。

若桜鉄道沿線や各駅付近、更には山々にまで桜が溢れている八頭郡。川沿いの桜と菜の花のコラボを堪能して、映画フーテンの寅さんのロケ地になった安部駅から若桜鉄道に乗り換えた。終点の若桜駅には蒸気機関車と電車と桜という絵になる光景が待っていた。来年も足を運んでみたいと思わせられる八頭郡の桜でした

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