9連休も明けてそろそろ通常通りに戻ったことと思います
といっても、また明日から3連休という方も多いでしょう
私の場合は、この時季あんまりアクティブにはなれない
寒さと天候のせいで毎年1月は撮影の機会が少ない傾向
そんな私が続けているのは初詣ランニング
今回は鳥取市内5ケ所の神社の撮影リポート
なお、カメラ持参でランニングは出来ないので
午前中ランニングして、午後から自転車で撮影している
再出発の社・品治神社
鳥取市の桜の名所・桜土手を流れる袋川に架かる鹿野橋近くにある品治(ほんじ)神社。各神社は合祀や移転などがある上に祭神も複数あり、古くからの由緒もあるが、ここでは詳しくは述べない。
この神社は見出しにもあるように再出発の社として取り上げる。別にこの近くに住んでいる訳でもないが、鳥取に来て初めての大晦日のイベントの後、除夜の鐘を聴きながら初詣した神社。
その時は氏子や近所の人達が沢山いて、篝火を焚いて賑やかだった。参拝の後に見知らぬ私を呼んでお神酒を飲ませてくれた。ただ、それだけの縁だが毎年初詣の出発はこの神社と決めている。
鳥取城跡のお膝元・長田神社
品治神社から鹿野街道を上って行くと、鳥取城跡、久松公園に出る。その背後に聳える久松山の麓にあるのが長田神社。鳥取城主の崇敬社でもあり、鳥取城内の産士神さまと慕われている。
ここは神主も常駐していて、入口の社務所も年中開いている。そこから長い階段の先に社殿があり、三ヶ日は境内に溢れる程の人出で参拝者の長い列が出来ている。
参拝を終えると絵馬掛けの近くで、紅白の衣装のアルバイトとおぼしき若い巫女がお神酒を注いでくれる。そこで勢いを付けて残り三ケ所の神社へスピードアップするのが恒例となっていた。しかし、この日は5日でお神酒は無し。
家康でお馴染み・鳥取東照宮
そこから県庁の前を通って県道から住宅地へ入る。石破茂首相の私邸をカメラを持って自転車で通ると立番の警察官がいて、撮影は出来そうになかった。その道を左折して樗溪(おおちだに)公園へ。
突き当たりに東照宮と書かれた鳥取東照宮の鳥居。右折すると山道で羽柴秀吉が鳥取城攻めに敷いた本陣へ向かう。左側の山門から長く延びた参道の左手に東照宮。皮肉にも秀吉と家康が対峙する形。
楼門の先の石塔に囲まれた道の先の石段を上がると本殿。三ヶ日はともかく、時折訪れる人も楼門の前の賽銭箱で参拝を済ませてしまう。大きい本殿ではないが緑の静寂の中で家康の威厳を表しているような厳かな雰囲気。
住宅地の山側の立川稲荷
樗溪公園から戻って、石破邸の反対側に折れて狭い住宅街の道を進む。途中で左折し、更に狭い道をペダルを踏みながら行くと左手は小さな山で家々も右側だけ。そして、いきなり山側に立川稲荷の長い石段が現われた。
右側の社号標には稲荷神社。本来の呼び名はこれで立川稲荷は通称と言われている。上がる度に少しずつ常夜灯、鳥居、手水舎、中門と現れ途中の石畳に第ニの鳥居。
更に狛犬、神橋と続き最後の長い石段の上に拝殿の屋根が見えてくる。その石段を上った境内の向こうに赤い欄干の拝殿。扁額には稲荷神社と天満宮の2つ。そして、奥へ中門、本殿と続いている。
カメラ持参の石段は慎重に下りた。午前中のランニングでダッシュで下った途端、濡れた石段で滑って転倒。何とか2、3段で踏みとどまったが危うく事故。ゆっくり下りて最後の目的地へ向かった。
因幡の古名の付く・稲葉神社
最後は郊外へのランニングの帰りに通る稲葉神社。立川稲荷からは直線的にはすぐだが間に川があって遠回りになる。住宅街を突き当たりまで進んで県道へ。そこから戻った小学校の隣に神社。
現在、鳥取県東部は因幡と呼ばれているが、古くは同じいなばという読みで稲葉と使われていたという。それだけ由緒のある稲葉神社は神主も常駐して、社務所も一年中開いている。
正月飾りや注連縄を燃やすとんどや、2月の節分は賑わいを見せている。住宅街に在るので社叢は大きな杉が10数本とあまり目立たないが、境内の枝垂れ桜が好きで何回か撮影している。
毎年、初詣ランニングはしているが今回はスマートウォッチで計測してみたら12キロ。普通に走れば1時間も掛からないだろうが、参拝や石段の上り下りのせいか1時間20分も要した。タイムを気にしないでやれる初詣ランニング。これからも続けていきたい。