
皆さんの所の桜は見頃を迎えていますか
場所によって開花の時期に違いがある桜
華やかに咲いても、すぐに散っていく桜
今回は鳥取の桜フォトグラフ
桜の写真特集として画像優先にしてみました
公園の桜
4月10日時点で鳥取市の桜は風にハラハラと散り始めている状態。もちろん場所や個々の桜の木によって状態に違いはある。

しかし、この週末では花見も遅い感じ。鳥取市の花見の名所久松公園ではピークは過ぎてしまった。

いつもは城跡でもあるこの公園には昼夜に限らず何回も足を運ぶ。しかし、今年は忙しさと私の体調不良もあって2回だけ。

その2回も曇りの日と、中途半端な夕方。青空に映える鮮やかな桜や、幻想的にライトアップされた夜桜は撮影出来なかった。
土手の桜
公園や城跡、寺社仏閣などと共に桜の名所として挙げられるのが土手の桜。土手の下を流れる川と桜との相性はぴったり。
久松公園と並ぶ鳥取市の桜の名所が桜土手。市街地の真ん中を横切るように流れる袋川の約2キロの土手に咲く桜。

明治の頃から植樹された土手の桜。しかし昭和27年の鳥取大火で焼失。その時、苗木を送ってくれたのが瀬川弥太郎氏。

学生時代にお世話になった恩返しとして、匿名で苗木を10年間にわたって800本送ってくれたのが再生の始まり。
もう一つ、同じ袋川流域の鳥取東高校近くの川沿いに咲く桜も隠れた名所。桜土手みたいな遊歩道や花見の場所はない。

桜土手が頭上を覆う桜のトンネルなら、こちらは両岸から川を覆うような桜のトンネルが魅力。

一番のお薦めは夕暮れ時。下流の方向へ落ちていく夕陽が水面をキラキラ輝かせて、幻想的な色合いを醸し出す。
八頭の桜
体調と時間の関係で市内の桜しか撮れなかったこの春。久し振りに晴れた週末、八頭町の桜を観に出掛けた。
若桜鉄道安部駅で下車。この駅は『男はつらいよ』の撮影に使われた昭和当時の設備がそのまま残る無人駅。

木造の切符売り場や、木戸みたいな入口があってどこから出るのか戸惑ってしまう。駅構内にも数本の桜が枝を伸ばしていた。

当ブログを開始した時にも掲載したが、土手の桜と菜の花。更に、青空と遠くの山々や綺麗に流れる川が彩りを添えてくれる。
今回は隣の隼駅までの数キロを歩いて桜と菜の花の撮影。土手沿いに進んだが工事中で田んぼの畦道を伝って歩くハプニング。

青空の下、軽く汗ばんで隼駅に着いたのは夕暮れ時。途中、菜の花の群生や梅の源平咲き、チューリップまで撮れて満足。

隼駅もレトロ調の駅舎と気動車が桜に覆われて静かに佇んでいた。昭和の雰囲気を味わえるウオーキング撮影だった。