
どこへ行った地球温暖化、と言いたくなるようなこの冬の寒気
東北、北海道などの雪国だけでなく山陰地方も連日の雪の予報
いつもなら、2、3回積もって終わるが今冬は毎日のように雪
そんな中、鳥取市郊外の3箇所の名所のウオーキング撮影リポ
鳥取藩主・池田家墓所
とにかく、最近の気象は異常だ。温暖化で夏の暑さはともかく、冬の大寒気は御免被りたい。連日の雪で全くランニングが出来ない。その運動不足を解消するために決行した雪中ウオーキング撮影。まずは市街地から郊外へ歩いて4キロの池田家墓所。

新緑や紅葉、ライトアップなどで賑わっている名所だが、雪に包まれた週末は人っ子一人いない。長靴に雪が入らないように注意しながら、78基といわれる墓碑や260基超の石燈籠が佇立する墓地にシャッターを切っていく。

美しいといえば美しいが、たった一人だと不気味さも感じてしまう。一通り巡りながら撮影していく。勢威を示すような墓碑群もいいが、真っ直ぐ並ぶ石燈籠の方が撮影欲をくすぐる。一様に白と灰色の世界だが一つ一つ特徴があって面白い。

ほぼ山の入口みたいな場所でもあるので、雪の中に点々と続く獣の足跡がヤバい。時々、雨や雪が降る中をカメラを濡らさない為に休憩所に避難しながら黙々と撮影を重ねていく。凍える手足を再び休憩所で温めて一時間半後に高台から下りた。
因幡一の宮・宇倍神社

次の目的地は数百メートルしか離れていない因幡一ノ宮と言われる宇倍神社。細い道でも除雪されていて意外と歩きやすい。ここも何回が訪れているが冬の撮影は初めて。昼でも点っている常夜燈が暖かく迎えてくれる。

その左手には木立に囲まれて雪の残る急な石段。どのくらいの高さか分からないが、雪で滑らないように慎重に上がっていく。石段の上方に雪と本殿の全容が見えてくる。境内は広くはないが、本殿の右手には数人が常駐している社務所がある。

上がってきた時は私だけだったが、神職に伴われてお祓いを受ける人や、お参りする人も数人見えてきた。じっくり撮影するのも気が引けて、早々にお参りを済ませて高い石段を下りる。
上がってきた時とはまた違う意味で怖さを感じる。石段の途中に雪を被った石燈籠がいくつかあって撮影していく。下りた時にかなり離れた道路のバスから降りた団体客が向かってきた。流石は一の宮と思いながらすれ違って後にした。
旧美歎水源地水道施設

時刻は既に午後1時に近い。昼食を摂りたかったが近くに飲食店も無ければコンビニもない。スマホで予報を見ると2時から雨雪の予報。迷ったが昼飯を諦めて最後の目的地の旧美歎水源地水道施設を目指す。距離は3キロ位離れているはず。

この辺はマラソンコースなので走ったり、訪れた事もある。水源地へは雪道を覚悟しなければならないと思ったが、通じる道路は綺麗に除雪されている。敢えて、集落の中の狭い道を歩いてみる。人も車も通らないが生活の臭いが感じられて心強い。
水源地もウオーキングラリーや撮影で何度か訪れているが冬は初めて。集落を出て田んぼに囲まれた道を進む。車はたまに通るが、近付くに連れて熊の出没に注意の看板が増えてくる。昨秋のものと思いたいが冬眠から覚めた熊のニュースが気になる。

キッチリ1時間で着いた水源地は白一色で足跡もない。門は閉ざされているが、散策は出来ますという告知板が見える。しかし、予報通りポツポツと落ちてきた。霙になっているが身を隠す場所がない。事務所の軒下に身を寄せても濡れてしまう。

諦めて無人の水源地にシャッターを切っていく。カメラを濡らす訳にはいかないので帽子を被せて施設や凍った水源を撮影していく。最奥のダムが見える場所まできて全景を撮影。その先は山道でやはり熊注意の看板。体も冷えてきたので撮影を断念。

帰り道も降ったり止んだりでずぶ濡れ。ようやくバス通りに出たが、すぐに来そうもない。少し意地になってそのまま歩き続ける。途中でバスが追い越していくが、最後まで歩くと決めた。雪中行軍は飲まず食わず16キロ6時間で部屋に辿り着いた。
今月の写真
今回の『今月の写真コーナー』は、1月に写真ACに登録された写真から掲載します。
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雪と青空の鳥取砂丘展望台

早春の青い空と海と居組漁港

白梅に一枝の紅梅が混じる源平咲き

ゆっくり漂うもちがせ流しびな

