まだ【とっとり365photo】を始めて3ケ月だが、鳥取の自然や風景、祭りや行事ばかりを追っていてもワンパターン化し、題材に行き詰まってくる。
そもそも、このブログのコンセプトは鳥取の風景や祭りなどの写真を掲載し、日本一人口の少ない鳥取の魅力を発信する事。しかし、最近は桜や紫陽花に魅せられて花の写真が多くなっている。
しかし、花は若干の時差があるものの余程の珍種でなければ、日本中ほぼ一緒。そこで、その花と何かのコラボレーションが大事になってくる。
神社仏閣や城などの建物や、乗り物、人間をはじめとする生き物達とのコラボが一般的。今回はその中から梅雨時に撮った花のコラボ写真にスポットを当ててみたい。
梅雨時の蝶とのコラボ
花とのコラボレーションといっても建物などはじっくり構図を考えられるが、乗り物や生き物は動くので難しい。蝶もゆらゆら揺れて止まったと思っても羽を閉じたりする。
もちろん、羽を閉じた蝶も場合によっては絵になるが、やはり羽を広げた方が映えるケースが多い。蝶自体の寿命は7~10日と短いが、次々と現れて私達の目を楽しませてくれる。
花などの植物に止まっている事が多い蝶。どんな花に止まっても絵になるが、あじさい公園で見たものは白と黄色の紋白蝶だけ。場所によるのか時季によるのか不明だが、アゲハ蝶などは見られませんでした。
紫陽花と電車のコラボ
【撮り鉄】ではないが、風景や花の写真を撮っていると通り掛かった電車は必ず入れたくなる。これまでに桜や鯉のぼり等とのコラボは実現しているが、6月は紫陽花との共演が実現した。
先月3回も通った鳥取市美萩野のあじさい公園は山陰本線末恒駅の近くなので、時刻さえ確かめておけば容易にコラボが可能になる。いつも見慣れているローカル線も紫陽花と一緒に映ると映えるので不思議だ。
この写真は先頭車両を入れようとシャッターを切ったが、まさか後ろにコナン仕立てが続いてるとは思っていなかった。もう一両続いていただけに悔しいが、連写は設定していない。
コナンの電車は山陰本線でよく目にする。撮り鉄やコナンファンには人気でカメラやスマホで撮られている。普段、コナンには全く興味ないが、紫陽花とコナンのコラボというシャッターチャンスを逃したのは悔やまれる。
スイレンと鯉のコラボ
梅雨時の花と言えば紫陽花といっても過言ではない程だが、それに次ぐとしたら花菖蒲、スイレン辺りだろうか。そもそも、花菖蒲とあやめ、スイレンと蓮の花の見分けが付かない人も多いようだ。
私も植物オンチなだけに容易に見分けは付かないが、鳥取の有名な庭園の池で撮ったこの花は紛れもなくスイレン。花にしては地味だが、じっくり撮っていると愛着が湧いてくるから不思議だ。
池には一匹の大きな緋鯉が悠々と泳いでいたのが印象的。白いスイレンの花と緑の葉っぱと緋鯉というツーショットならぬスリーショットを狙ったが、なかなか思うような所に鯉が顔を出さずに苦戦。
昼の休憩時という短い時間に撮っていただけに、ベストショットとはいかなかったが、それでも何枚かは撮れた。また、次の機会に挑戦してみたいという意欲を湧かせてくれたシーンになった。