相変わらず快晴に恵まれない中、珍しく県下全域に晴れマークが並んだ平日。オフにして鳥取市青谷の撮影
いつも倉吉や米子に行く時に電車で通ってはいたが、不思議に今まで素通りばかり続いていた青谷
最近、新聞で目にするのは弥生時代の集落などが続々見つかった青谷上寺地遺跡。でも、遺跡には興味なくて、コスモス畑と鳴り砂の浜を撮影してきました。ごめんなさい
コスモス畑
青谷(あおや)は現在は鳥取市になっているが、平成16年の合併で編入。地元ではない私には分からなかったが、それまでは青谷町として町制が敷かれていた。
しかし青谷は合併前の平成10年、青谷羽合道路建設の際に発掘調査で国史跡となる青谷上寺地(かみじち)遺跡が発見された。
弥生時代の集落跡から農耕、漁労、衣食住などの遺物が驚く程の水準の保存状態で出土したという。そのすぐ近くにコスモス畑があると新聞記事で知り、快晴時の撮影を狙っていた。
しかも、検索したら昨年の写真が出て広大なコスモス畑が写っていた。期待して初めての青谷駅に降り、何度か尋ねて見付けたが、ここもボランティア細りで昨年より半減していた。
カメラを持っていたカップルに聞いたが、「昨年まではこんなではなかったが……」と苦笑しながらシャッターを切っていた。
期待には反したが、構図や位置取りを工夫して何とか撮り終えた。少なくなったとはいえ、ボランティアの皆さんの努力には頭が下がる。その代わり、近くの古代米の稲架掛けが撮れたのはラッキー。
鳴り砂の浜
次の目的地は鳴り砂の浜として知られる井手ヶ浜。上寺地遺跡は駅の近くなので方向的には見当が付いていた。しかし、井手ヶ浜は全く分からない。尋ねようにもなかなか人が通らない。
バスを待っていた年配の女性達に尋ねて、高低差のある道を歩いて20分強。以前に訪れた岩美町の東浜海岸と似たような光景が広がっていた。
残念なのは天気。快晴予報とは裏腹に雲が多めで残念。そのせいか水の色は東浜海岸のような鮮やかさには欠けている。だが、それを補って余りあるのが高低差で、フレームのような写真が撮れた。
しかも、平日なのにサーファーが波乗りを楽しんでいる。その多くが女性なので撮影には気を遣ってしまう。海を背景のサーファーは絵になるシャッターチャンス。遠景として撮らせてもらった。
肝腎の鳴り砂は波の音のせいかよく聞き取れない。すぐ近くに場違いな程巨大なダイキン工業の研修センター。若い研修生達が鳴り砂を確かめていたが、鳴らない、と思わず顔を見合わせてしまった。
サーフィンのレンタル施設やカフェ、食事の出来る店もあり夏には海水浴場ともなる井手ヶ浜。快晴の海の色も魅力あるはず。高台のベンチに座って名残を惜しみリピートの候補が増える予感が……。
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