３月に入って病を得て撮影に行けていない。当然、毎週続けるはずの写真ブログも途切れ勝ち
コロナ明けで楽しみにしていたマラソンも練習が出来ずに不参加。カメラも保管庫に眠ったまま
そして桜の開花も不貞腐れた私のように蕾のまま。何とか打破しようと花を求めて湖山池ナチュラルガーデンへ
ボカシの花
これまでの私の写真は普通にスマホで撮るような風景が多かった。しかし、昨年から花に興味を持って写している内にようやくボカシに目覚めた。しかし、冬場はなかなか対象となる花が少ない。
その上、３月はまさかの天候不順で雨ばかり。今週、通院でオフの午後ようやく快晴に恵まれて自転車を飛ばした。目的地は困った時の湖山池ナチュラルガーデン。気付かない内に春が訪れていた。
途中の川縁に菜の花の群生を見付け撮影。いつもなら遠くの山々や春の青空をバックにパチリとやるところだが、今回は土手にへばりつくように一輪に狙いを定めてボカシ撮り。
アングルを変えて設定を変えて撮る一枚一枚は、出来映えはともかくとして自分だけの写真という感じ。枚数は少ないのに気が付けば大幅なタイムオーバー。
ナチュラルガーデンに着いた頃には日が傾き始めていた。そして、春間近というのに桜は蕾の上にその他の花も殆んどない。何とか水仙と、地元の人が白い桜と教えてくれた花のボカシ撮り。
この日は徹底的にボカシ撮りと決めていたので、アングルや位置を変えて少ない被写体にシャッターを切っていく。たった２つの花を様々な設定で時間を掛けて撮影。今までにない写真に一応満足。
春の夕焼け
ガーデンにも桜の樹はあるがウォーキング中の人に聞いてもまだ蕾という。一本だけ開いているというので探してみたがソメイヨシノでは見当たらない。
植物音痴の私には見分けはつかないが、それらしき濃いピンクの花があったのでシャッターを切ってみる。その内に陽は傾き湖山池に水鏡が写っている。
しかし、雲が多くなってきたせいか、それとも季節的なものか不明だが、あの秋の目も心も奪われるような色合いではない。
それでも設定を変え、樹木や湖面に浮かぶ水鳥を影絵のように入れてシャッターを切っていく。この場面はボカシではないし、撮影後の極端な編集は好みでないので慎重に撮影を進めていく。
結局、秋の夕陽のような燃える赤は出なかったが、ホワイトバランスを変えて幻想的な夕景には仕上がった。ただ、まだまだ自分の撮影技術の未熟さを知るほろ苦い撮影になってしまった……。
今月の写真
今回の『今月の写真コーナー』は、３月に写真ＡＣに登録された写真を載せます。
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今月の写真ＡＣ登録済み推奨４点
壮大な鳥取砂丘の馬の背
青空に広がる菜の花
満開の桜に泳ぐ鯉のぼり
夕暮れに輝く白亜の洋館
