
梅雨入りしたが、今のところ雨は少ない
しかし、降らないが快晴の予報も出ない
そんな週半ばに待望の快晴予報!
久しぶりの平日オフの七坂八峠越えリポート
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麗しの東浜ブルー
最近は駅間ウオーキング撮影の逆バージョンが増えつつある。同じコースを反対から歩くメリットは、視点の違いと、時間差による光加減と言うしかない。更に加えると、前回の出発地点が夕景になるという点。新たな発見が楽しさを増してくれる。

今回は昨年歩いた七坂八峠古道を反対側の東浜駅から居組駅までのウオーキング撮影。天気は予報通りの快晴で、夕陽撮影をメインにして13時33分発の電車で東浜駅に到着。駅から数十メートル先にいつもの青い空と海が待っていた。

綺麗な砂浜に下りると滞在が長くなるので右折して左手に東浜ブルーの海を見ながら進む。一旦、住宅地へ入り川を越えて七坂八峠古道へ向かう。名前通りの曲がりくねった道だが、左側には樹間から白い砂浜と時々刻々と変わる東浜ブルー。

高さと光の方向によるのだろうが、オーシャンブルー、エメラルドブルー、そして深いブルーと尽きないカラーバリエーション。車が殆ど通らないので安心して撮影に集中出来るのはありがたい。兵庫県との境を越えて更に高度が上がっていく。
その間も曲がる度に深緑とブルーのコントラストに飽きる事はない。そして着いたのはこの峠で最高の絶景スポットハリギリ公園。前回も立ち寄ったが、名前の意味は分からないが林の中からの居組漁港のエメラルドブルーには感嘆の声しか出ない。

深緑色の海に浮かぶ不動島と亀山、そして長く突き出た堤防。その島を境に日本海の青い海と居組漁港のエメラルドブルーの違いが一目瞭然。県道から離れた緑の楽園の誰一人いないベンチに腰掛けて、見飽きる事のない絶景を独り占め。
エメラルドの居組
随分長居した気がするが、まだ15時30分過ぎ。夕景にはまだ3時間以上ある。ふと、居組どころかその先の諸寄までも行けそうという、二駅ウオーキング撮影が頭に浮かんだ。しかし、前日のランニングで出た腰痛が徐々に酷くなってきている。

無謀な考えは置いて、これまでのハイペースから切り替えてゆっくり下っていく。難所は越えたところなので、ゆっくり歩いて腰の負担を和らげる。やがて、七坂どころか幾ら越したかしれない峠越えも終点に近付き、ランドマークの二つの小島を確認。

深緑に囲まれた曲がりくねった道。箱庭のような居組漁港の建物と漁船と長く伸びた堤防。二つの小島を挟んだ海面と空のブルー。訪れたのは3回目になるが、来る度に上の展望台と漁港を行き来しては眺望を楽しむのですっかり目に焼き付いている。

東浜駅の自販機で飲み物を買い忘れて水分補給が出来ずに歩いてヘトヘト。キャンプ場の前で飲料水を購入して、いつものように白浜の上の護岸に腰を下ろす。心地よい潮風に吹かれて貪るように飲み干す。海はキラキラ輝いて光のさざ波を寄せてくる。
まだ日没までには2時間以上。17時きっかりに立ち上がって穴見海岸展望台に向かう。夏場には奇岩の間に沈む夕陽が人気スポットの穴見海岸までは20分弱。夕景の撮影は陽の沈み具合によって、居組と穴見のどちらにするか決めるつもり。

しかし、穴見海岸展望台でゆっくり休んだ後、その先のトンネルを越えても夕景の兆しは訪れない。この時季、陽は小山の陰に隠れて穴見側からは見えないようだ。時刻は既に18時過ぎ。腰の痛みも忘れてトンネルを抜け、穴見から居組にとんぼ返り。
待望の居組の夕景は…

居組漁港の前に立った時、既に日は暮れかけていた。しかし、沈む方向には雲が掛かって期待していたオレンジの夕景にはなっていない。堤防の上に並ぶ電柱の間の雲間からの陽光と、海面の水光に数回シャッターを切って、七坂八峠へ駆け上がる。

先月の鳥取砂丘や前回の田後漁港のように雲が邪魔するのかと、呪いながら腰の痛みも忘れ、汗だくになって居組の最初の展望台まで一気に上がる。水平線に消えかかる夕陽が海面に水光を伸ばして良い感じの色になっている。
しかし、居組の夕景はこんなものではないはず。この展望台からでは小島が入らないからだ。数枚撮って、更に上の展望台を目指して走る。カーブを曲がってゼイゼイしながら着いた展望台。赤い夕陽は正に水平線へ消える直前。

しかし、今の時季はこの高い展望台からでも小島と夕陽のセットは撮影出来ない。地形的に四季を通して無理なのかもしれない。それでも、これまで見た事のないような幻想的な色に染まりゆく夕陽を見送りながら展望台のベンチで一休み。

海面が橙色を通り越しでピンクのように変わって行くが、青味が混じるマジックアワーは訪れない。そして日中はエメラルドブルーの水面を演出していた深緑の小島も、ただのぼた山みたいに真っ黒になっている。疲れ果てて漁港へ下りていく。

ノスタルジックな雰囲気の堤防も、電柱の明かりがポツポツと灯っているだけ。それでも、暗い漁港の撮影を続けていく。極端なレタッチは好みではないが、画面を明るくする編集ぐらいは許されるだろう。暗い漁港にシャッター音だけが微かに響いた。
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