
9月というのに37°C超の暑さの今年の異常気象
涼を求めて向かったのは7月に訪れた諸寄と浜坂
残暑休暇?が取れた、快晴の9月1日の撮影リポ
諸寄、塩谷海水浴場の昼
鳥取市の花火大会から約2週間、暑さと忙しさでカメラを持つ機会もなく、シャッターを切る指が疼き出していた。周囲が驚く残暑休暇で涼を求めたのは、花火大会をはじめ今年何回も訪れている諸寄、浜坂。

いつも通りに、午後の電車で諸寄に着いたのは13時過ぎ。駅から数分で待っていたのは、いつもと変わらぬ雪の白浜と諸寄の海。海水浴場とはいえ、流石に9月の月曜日では人影もなし。青い空と白い浜の間は透明感抜群の諸寄ブルー。

しばらく、諸寄海水浴場へ降りる階段に腰を下ろして絶景を独り占め。2週間ぶりのカメラを手にして雪の白浜を歩きながらシャッターを切っていく。トンネルの手前の高台からの白浜から沖への微妙な青の移り変わりには見惚れてしまう。

200メートル強の塩谷トンネルを抜けると、左手にプライベートビーチみたいな塩谷海水浴場。こちらは、数組の海水浴客がのんびり秋の海を楽しんでいる。しかし、透明度の差なのか光のせいか、諸寄程の見惚れる色にはない。

それでも、岩伝いに沖へ向かって行くと少し透明度が増していい色になってきた。この2つの海水浴場はトンネルだけでなく陸伝いにも繋がっている。同じ海なのに日の当たり具合か、透明度の差なのか色の違いには興味を惹かれる。
そこから、諸寄へ戻って坂越えすれば浜坂駅方面だが、戻る気になれず次の城山トンネルに入ってしまった。次の目的地の宇都野神社へ方角を頼りに歩いたが、37°Cの炎天下の中いつものように1時間以上彷徨う結果になってしまった。
風車と風鈴の宇都野神社
結局、坂越えの道と合流したがその先が分からない。尋ねようにも炎天下の道に人影はなし。運良くガソリンスタンドの方に教えてもらって、そこから更に1キロ強の道の奥にやっと鳥居を発見。その鳥居から参道を進むと涼しい音色が聞こえてきた。

2500本の風車がSNSで話題と聞いていたが、出迎えてくれたのは風に揺れて涼やかな音の風鈴。10メートルぐらいの長さだが、炎天下を歩き回ってきた身を包むような風鈴の音には立ち止まって、しばらく耳を傾けてしまった。

地元で随一の由緒のある神社と思うが、それらしき雰囲気が漂い、社務所や、その他の社殿からも格式の高さが伝わってくる。ただ、月曜日の午後とあって全く人影もなく、風鈴の音だけの中を進むと、色とりどり噂の風車が表われた。

鳥居からの距離は長かったが、この先はすぐに階段があってその手前と両側、更に上り口の上に2500本の風車。階段の両側は樹林なので風が弱く、時々思い出したようにクルクル回っているが、強風なら更に面白い絵になりそう。
上がり切って参拝し、社殿の脇に出てみる。夫婦杉などの樹木に囲まれた境内の更に奥深く社叢の緑が続いている。蝉の鳴き声もないような静かな樹林に分け入り、炎天下の道を歩き回った熱を冷まさせて頂いた。

下りは社務所を見下ろしながら、上りとは逆の位置からの風車を撮っていく。陽が後ろから入るので見栄えはしないが、片側からの写真も撮りながら階段を下りる。更に下の風車や風鈴を撮りながら、誰一人行き合わないシャッターチャンスを楽しんだ。
諸寄、塩谷海水浴場の夕
時刻はまだ15時30分を過ぎたところ。この後は再び諸寄まで歩いて塩谷海水浴場と、諸寄海水浴場の夕景を撮るつもり。途中の体育施設に立ち寄り、火照った体を休ませて頂いた。そこから、7月の花火大会で訪れた浜坂県民サンビーチへ向かう。
サンビーチの木陰で海を見ながらのもぐもぐタイムで休憩。17時きっかりに諸寄へと引き返していく。城山トンネルを抜けて塩谷海水浴場へ。まだ日の入り一時間前で、誰もいない砂浜のテントでじっと日暮れを待つ。

浜坂で綺麗な夕陽を撮った事がないので半信半疑だったが、18時を過ぎてオレンジの空から水光が真っ直ぐ延びてきた。秋のような真っ赤な夕陽ではないが、堤防と岩影の間を抜けた水光が停泊中の船を突き刺すように射抜いた。

慌てて立ち上がり、位置を変えアングルを変えて撮りまくる。今日の夕景はこの一瞬でいいと次々とシャッターを切っていく。今回からは一眼レフのRaw撮影で、現像も写真によってはRaw現像にするつもり。液晶で確認するとナイスな色合い。

ここで一旦止めて諸寄海水浴場へ移動。が、トンネルを抜けると夕陽は雲に隠れて期待していた色合いにはなっていない。数枚撮ってまたUターン。しかし、戻った塩谷海水浴場も陽が雲に隠れたせいで、秋特有の鮮やかな色には出合えなかった。

気を取り直して薄桃色の空や海面、波を意識して撮っていく。Rawなので編集で鮮やかな色合いに綺麗に変える事は出来る。が、ブログはそのままの印象を伝えたいので撮って出しでいいかと呟いて諸寄駅への道を急いだ。
